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〒133-0057 東京都江戸川区西小岩1-23-2 4F

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硬膜外ブロック

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休診日:木曜、日曜、祝日
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硬膜外ブロックとは

・ペインクリニックの得意とする代表的な神経ブロックです。

・一般の整形外科では、あまりおこなっていません。

・整形外科で行う仙骨ブロックよりも”痛み止め効果”が期待できます。

・仙骨ブロックと比べて、注射の痛みもあまりない無いことも利点です。

・合併症:薬が深く入りすぎると、下半身の脱力が1~2時間続き、追加安静が必要になります。また翌日頭痛がおこることがあります。

・処置室でおこなう”盲目的な手法”とレントゲン室でおこなうの”透視下による手法”が ありますが、基本的には同じ注射です。

血液をサラサラにするお薬(ワーファリン、バイアスピリンなど)を内服されている方は、硬膜外ブロックができませんので、別の治療法を提案させていただきます。

 

 

硬膜外ブロックはどんな痛み・病気に効きますか

腰やひざ、足などの痛み、帯状疱疹に対しても有効です。

詳しく知りたい方は、下記よりご覧ください。
 
 

 

 

硬膜外ブロックと他の神経ブロックの違い

患者さんが違いを理解しやすいよう、注射の痛みなどを一覧にまとめました。

 

注射の種類 痛み※1 注射の深さ レントゲン透視 費用※2
トリガーポイント注射 ☆☆ 約1cm 240円
仙骨ブロック ☆☆☆ 約2cm 1020円
硬膜外ブロック 約4cm △(必要時) 2400円
仙腸関節ブロック ☆☆ 約5cm 1710円
腰神経叢ブロック 約6cm 1710円
神経根ブロック ☆☆☆☆ 約8cm 4500円

※1:痛みはあくまでも目安です。個人差などで本来明確に比較できないものをあえて表現しています。

※2:3割負担の場合の注射のみの概算費用。初診料や検査料は別途。

 

 

硬膜外ブロックの2つの手法

 

A、レントゲン透視を使わない「盲目的」手法

・注射の実施場所:処置室

・患者さんの姿勢:横向きで茹でたエビのように丸くなります。

・針先を進め方:医師の指感覚のみ

 

 

 

B、レントゲン透視を使う「視覚的」手法

・注射の実施場所:レントゲン室

・患者さんの姿勢:レントゲン台でうつ伏せになります。

・針先を進め方:医師の指感覚と視覚的サポート(レントゲン画像)

 

 

 

透視下で硬膜外ブロックを打つメリット

一般的なペインクリニックでは硬膜外ブロックを「盲目的手法」で行います。
当院では、あえて「視覚的手法」でも行っています。それは以下のようなメリットがあるからです。

 

  • 1、短時間で終わります。
    針先がどこにあるのか視覚的にも確認できるので、目標まで短時間に到達できます。 注射の時間が短いことで、患者さんへの負担が減らせます。

     

  • 2、注射が難しい患者さんにも対応できます。
    太っている、骨が変形している、背中を丸くできないなど、「盲目的手法」で注射しづらい患者さんにも対応できます。

     

  • 3、補助的な注射が追加できます。
    仙腸関節ブロック、椎間関節ブロックなど、透視下だからできる神経ブロックが同時にできます(※当院での補助的注射は保険請求も自己負担もなし)

     

 

 

硬膜外ブロックの流れ

先ほどご説明したA、Bの2種類の手法がありますので、別々にご紹介します。

 

 

A、レントゲン透視を使わない「盲目的」手法

項目 準備

待合室で血圧測定後、処置室へ移動、ベッド上で横向きになりエビのように背中を丸めていただきます。

服は注射する背中の部分だけをめくっていただきます。

項目 神経ブロック

消毒をしてから、神経ブロックを行います。2~3分で終了します。

項目 休憩

ベットで30~40分程度安静にしていただきます。

途中何度か血圧を測り、経過観察にうかがいます。

安静終了予定時間に再度スタッフがうかがい、足踏みをして、足の重だるい感じ、脱力感が解消されたかを確認します。脱力感が解消されていれば安静を終了し、されていなければ延長になります。

項目 医師と効果判定

医師と注射の効果判定を行い、帰宅していただくことになります

 

 

B、レントゲン透視を使う「視覚的」手法

項目準備

待合室で血圧測定後、レントゲン室へ移動、レントゲン台の上でうつぶせになります。服は注射する腰の部分をめくっていただきます。

項目神経ブロック

消毒をしてから、神経ブロックを行います。1~2分で終了します。

項目休憩

レントゲン室から車椅子かストレッチャーで移動し、ベットで30~40分程度安静にしていただきます。

途中何度か血圧を測り、経過観察にうかがいます。

安静終了予定時間に再度スタッフがうかがい、足踏みをして、足の重だるい感じ、脱力感が解消されたかを確認します。脱力感が解消されていれば安静を終了し、されていなければ延長になります。

項目医師と効果判定

医師と注射の効果判定を行い、帰宅していただくことになります。

 

 

硬膜外ブロックが打てない方

血液をサラサラにするお薬(ワーファリン、バイアスピリンなど)を内服されている方は、硬膜外ブロックができませんので、別の治療法を提案させていただきます。

 

 

注射後、気をつけること

■当日の激しい運動は控えてください。

■入浴は、注射後6時間以上時間をあけてください。

■注射の回数に制限はありませんが、1週間に1回が目安です。

 

 

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