神経根ブロックとは
神経根ブロックとは背骨の神経の根元にある神経根に麻酔薬を
体の深い場所に打つため、
血液をサラサラにするお薬(ワーファリン、バイアスピリンなど)を内服されている方も受けられます。
神経根ブロックはどんな痛み・病気に効きますか
腰やひざ、足などの痛み、帯状疱疹に対しても有効です。
詳しく知りたい方は、下記よりご覧ください。
当院の特徴
正確、スピーディに行います。
神経根ブロックをはじめ、レントゲン透視下ブロックの実績が豊富な当院では、正確でスピーディな神経根ブロックを心がけています。
比較的痛みの少ない「無痛法」で行います。
脊椎外科で検査として神経根ブロックを行う場合、
しかし、当院では痛みを取り除く目的で行うため、
■神経根ブロックの実施風景(0分46秒)
神経根ブロックと他の神経ブロックの違い
患者さんが違いを理解しやすいよう、注射の痛みなどを一覧にまとめました。
注射の種類 | 痛み※1 | 注射の深さ | レントゲン透視 | 費用※2 |
---|---|---|---|---|
トリガーポイント注射 | ☆☆ | 約1cm | ー | 240円 |
仙骨ブロック | ☆☆☆ | 約2cm | ー | 1020円 |
硬膜外ブロック | ☆ | 約4cm | △(必要時) | 2400円 |
仙腸関節ブロック | ☆☆ | 約5cm | ○ | 1710円 |
腰神経叢ブロック | ☆ | 約6cm | ○ | 1710円 |
神経根ブロック | ☆☆☆☆ | 約8cm | ○ | 4500円 |
※1:注射の痛みはあくまでも目安です。個人差などで本来明確に比較できないものをあえて表現しています。
※2:3割負担の場合の注射のみの概算費用。初診料や検査料は別途。
神経根ブロックの流れ
すべて過程においてスタッフがお手伝いさせていただきます。
準備
トイレは注射の前に済ませておいてください。
待合室で血圧の測定を行った後、レントゲン室へ移動しレントゲン台の上でうつぶせになります。
服は注射する腰の部分をめくっていただきます。
神経ブロック
腰を消毒してから、神経ブロックを行います。神経ブロック自体は1分以内に完了します。
安静
レントゲン室から車いす(もしくはストレッチャー)で安静室へ移動します。
安静室のベットで30分間、安静にしていただきます。途中何度かスタッフが血圧測定、経過観察にうかがいます。安静終了時刻になりましたら、スタッフがお知らせします。それまで絶対におひとりで立ち上がらないようお願いします。
ベッドサイドで足踏みをしていただき、脱力感が解消されたかをスタッフが判断します。解消されていれば安静終了、されていなければ延長になります。
医師と効果判定
最後に医師と神経ブロックの効果判定を行い、終了となります。
注射後、気をつけること
■当日の激しい運動は控えてください。
■入浴は、注射後6時間以上時間をあけてください。
■注射の回数に制限はありませんが、1ヶ月に1回が目安です。